覚え書きノート

Illustratorの覚え書き用ノートです。

生存報告:1日目(2016年4月7日)

無事トロントピアソン国際空港、そしてホストファミリー宅に到着することができましたが、それまで山あり谷あり、エージェントの方の大事な注意を完全に無視した結果いろんなトラブルが発生しました。

 

その①:中部国際空港発の飛行機が遅れる

エアカナダの成田→トロント直通便にしてくださいね〜とエージェントの方から連絡を頂いていたにも拘らず、安いので中国東方航空の中部国際→上海→トロントの片道航空券を購入。なんとかなるさと思い当日を迎えた結果、前日の飛行機が到着しなかった影響で中国東方航空は全体的に遅延しており、(乗り継ぎ間に合わない・・・)と途方に暮れていたところ、どうやら一本前の飛行機に乗せてくれるとのこと。けれどじわじわとその飛行機も出発が遅れ、つまりは乗り継ぎ便に確実に間に合わない時刻に上海へと到着しました。

 

その②:パスポートがない・・・?

上海に到着し、とりあえず次の飛行機を手配してもらうためにトランスファーカウンターへ。するともの凄い勢いで『Toront!』と叫ばれる・・・。(何・・・?)と思っていたらどうやらぎりぎりで乗せてくれるらしい。あまりに急かされるものだから、手荷物検査もドタバタで通過。(こんなんでいいのか・・・?)と思いながら、搭乗口のところへ向かう途中、ふとパスポートを返してもらっていないことに気がつく。おい、私手荷物検査のときに渡したパスポート返してもらってないぞと必死でアピールをするけれど「そんな馬鹿な、鞄の中にあるよ、俺返したもん。」という感じで私を急かすおじさん。けれど、絶対に返してもらってない・・・。諦めず猛アピールを続けた結果、「よしわかった、見てきてやるから絶対そこを動くなよ。」と言われ「Yes, Yes.」と言ったものの、(あれ?私ipodも返してもらってないぞ・・・?)となり、もうじっとしてはおれずに手荷物検査場へ向かおうとしたところ、おじさんが帰還。「私、ipodも置いてきちゃったヨ!」と言ってるのに、「大丈夫、心配するな。」とのこと。何が大丈夫なんじゃ!何も大丈夫じゃないわ!!と憤った末に、もうおじさんのポケットを勝手に確認する私・・・さすがのおじさんもわたしの慌てぶりに、ipodはここにあるから心配スンナ、俺を信じろ。べつにお前を騙したりしないさ!と言ってくれた・・・すまんおじさん。私が悪かった。ついでに、スルーチェックインの荷物も大丈夫だよね?と確認したら、「それも大丈夫、お前は何も心配するな。」とのこと。信じるよ、おじさん。結局その乗り継ぎ便は2時間遅れで出発しました・・・。(急いだ意味とは何だったのか・・・。)

 

その③:荷物届いてないヨ。

その後飛行機に乗り15時間くらい?無事トロントに到着。寒い・・・。とりあえずイミグレを通過するまでは安心できないのでさっさと済ませようと思っていたのに、まあ混んでること混んでること。でもイミグレのお兄さんは愛想の良い優しいお兄さんだったので良かった。ビザ発給してくれるお兄さんもオバマ大統領にちょっと似てて、怖いな〜と一方的に怯えていたけれどとっても親切でした。おかげさまで空港内でSINナンバー(住民票みたいなものらしい。)も発給することができたのでラッキーでした。しかし、その後預け荷物の回収に向かったところ、「届いてないね〜。」とのこと。(おい!おじさん大丈夫って言ったのに!!)と思いつつ、明日には届くはずだよ、ホームステイ先に届けるから大丈夫。と言われたのでとりあえず良しということにしました。そのとき対応してくれたおじさん(白髪の多いロバードダウニーJr.風をイメージしてください。)にナイスウィンクを頂戴し、おお、これがウィンク・・・!ごちそうさまです!と思いながら手荷物紛失届け的なものをまた別の場所へ提出しに向かうことに。そこに待ち受けていたお兄さん?(ジャーマンシェパードに似ている。強そう。怖い。)に色々質問され、言っていること半分も分からないし、なんか機嫌悪そうだし、怯えぎみで話をする私・・・しかし私があまりにふわふわしすぎてお兄さんもだんだんまあいいかという雰囲気に・・・眉間に皺の寄った強面お兄さんに優しくされた時のあの開放感、たまりませんな!と実感した瞬間でした。

 

その後はとりあえず空港へ迎えにきてくださったエージェントの方に挨拶し、到着が遅れたお詫びをしつつホームステイ先へ向かい夜20時半頃到着しました。(予定では空港に14時半には到着しているスケジュール。)夕飯にホストファーザー(名前:ケビン)お手製のメキシカン料理を頂き、就寝。ホストファミリーは夜の23時過ぎに宅配ピザを頼んで食べていました。(ケビンは「これが北米の文化だよ!」と言っていたけど、ホントに・・・?)