覚え書きノート

Illustratorの覚え書き用ノートです。

National Insurance Number

先日ネットで先輩方の記事を色々読み漁って、税金番号は早めに取った方がよさそうだと思い、事務局に電話をしてみた。

 

全然英語ができない私はもうドキドキだったんだけど、どうやら取得ルールがBREXITのおかげで変わってしまったらしい。

 

今までは、電話→手紙が届く→返送→番号の支給っていう方法と、直接JOBセンターヘ行く方法があって、基本は全て書類の送付で完了だったらしいけれど、数ヶ月前からは全員JOBセンターへ行って面接を受けないといけなくなったそうで。

ちなみに必要書類は、ID(パスポート)、BRP、申請番号のついた書類?(多分何か届くのかな…?今のところ来てない。)、住所証明。

住所証明がないです、って伝えたところ、同居人にうんちゃらかんちゃらって言われたんだけど、どうしても聞き取れなくて諦めました…

 

じゃあ銀行で口座作って、カード送ってもらおう。と思い立ち、一か八かでオックスフォードサーカスにあるロイズ銀行(簡単だと評判)へ行ってみたけれど、これまたBREXITのせいで、NINoがないと作れません、と丁重にお断りをされました。

 

というわけで、仕事→NINo→口座 の流れを踏んで行くのがベストと言われましたが、仕事…が決まる前にもうNINoの面接予約されちゃってる…ので住所証明をそれまでになんとかしないといけない。困ったな…

 

2018年YMSの皆さん、頑張りましょう…

 

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写真は先日行った『Isle of Dogs』の展示。AKIRAの世界観を童話に落とし込んだみたいだな〜と思いました。

ロンドンに到着して一週間。

慌ただしく過ぎたのは最初の数日で、いざ家を決めてしまえば相変わらず引きこもりに。イースターのせいもあって、ただでさえ悪い交通がストップしたのでもうこの週末はおとなしく家にいるよう決めた。

 

明日はとりあえず、ずっと気になっていたウェス・アンダーソンの『Isle of Dogs』を観に行こう。しかも、The Store Studiosという場所で無料の展示がやっているらしいのでこれはせっかくだから行っておかないと…!ラーメンが食べられるらしいので、あまり期待はできないけど食べてみたい気もする。

 

今の家は気に入っているけど、Waterlooを拠点にしていた数日と比べるとやっぱりどこへ行くにも腰が重くなっていけない。早く自転車を手に入れて、足取り軽くCityへ繰り出したい。

 

それにしたって、もう少し天気が良ければいいのにと思うけれど、こればっかりはどうしようもないですよね。

 

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誰も乗っていないTube

反芻

学生時代に心底敬愛していた、100%ORENGEの及川さん。今でも彼のイラストレーションを見ると、心がキュって切なくなる。心象風景のような曖昧さと懐かしさ…とでも言うんでしょうか、なんだかメランコリックな気持ちにさせてくれますよね。

 

100%ORANGEillustrations

 

さらっと描いているのに、きちんと完成した絵に見える…と言うのは、本当にすごいことです。

 

さて全く話は変わりますが、漫画家をしている友人が『とにかく好きだと思うものを、毎日確認して忘れないようにしている。』と言った言葉がとても心に残っています。

これが自然にできる人はすごいな。

 

 

 

apartamento

 

またまた本の話。

ギャラリーウィークといういかにもベルリンらしいイベントでアートギャラリーを友人と練り歩いていた日に、たまたま入った本屋さんで見つけた面白い本、『apartamento』。実は友人が買うか迷ってやめた本なのですが、今日本屋でまた出くわしてしまったので、買ってみることにしました。

 

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この雑誌のPublisherはバルセロナが拠点で、2008年から出版されているようです。結構有名な雑誌みたいですが、日本でも手に入るのかな?(多分とっても高いんだろうな…)もう一冊、とても迷った雑誌があったのですが、ドイツ語だったしこっちの方が中のデザインが面白かったので結局こちらを選ぶことに。

 

ベルリンのインテリアは蚤の市文化のおかげか、そんなにお金持ちじゃない普通のアパートの部屋でもなんだかいろんなオブジェや絵画が飾ってあって素敵なんです。日本も蚤の市がもっと普遍的なものになって、古いものが捨てられず、若い世代に受け継がれていったらいいなぁと思います。

 

リンク(APPがあるらしい…)

apartamento magazine

Comic Invasion Berlin

 

早くもベルリン到着から1ヶ月近くが経つというのに、私といえばまだ住民登録さえできていない状況。さてはて、どうなることやら・・・。

 

それはともかく、昨日ベルリンで行われるコミックフェスに行ってきました。日本で想像する『漫画』とはちょっと違う、『bande dessinée』系の本が集まるイベント。(そもそも日本の漫画っぽいやつは海外にはあまりない。)最近あまり心を動かされる出会いがないけれど、一冊いいものを見つけました。でもドイツ語だから読めない。

 

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コイツ、なかなかいい味が出てると思います。

 

リンク

COMICINVASIONBERLIN - ComicInvasionBerlin - Start

Anna Haifisch!

 

ベルリン到着5日目

ベルリンに来て感じたことは、トロントよりも細部が洗練されている、ということ。

トロントってなんとなく何をとってもはっきりしない部分があって、だからこその生活感というか気張らない住みやすさがあった。

でも、ベルリンは違う。やっぱりセンスがいいな、と思う。もちろんそれは積み重ねて来た歴史がものを言う部分もあるけれど、こだわってるんだな、と感じるものがちゃんとある気がする。それ故の緊張感も。

何も考えなくても、意外と生きていけるカナダに比べて、ここはごめんで済まされない空気がある。しっかりしないと、という気にさせてくれる。

 

空気感はともかく、ベルリンは本当に物価が安いと思う。アイスランドを通って来たことも影響してるのかもしれないけれど、ペットボトル2本とハム(レバーっぽい味、牛タンみたいなのが入っていた。日本で買ったらこれだけで4、500円しそう。)、サラダにヨーグルト、パン2つ、全部あわせて5€未満。なんてこった。

 

また、カフェでアイスラテを注文しようと思ったら通じなかった。私の発音が悪かったのかと思ったけれど、どうやら冷たいコーヒーや紅茶がメニューにないお店も結構あるらしい。ショックだ…

 

洗顔や基礎化粧品などを買いにドラッグストアへ行った時も、ドイツ語がさっぱりわからずどれを買って良いやら分からない。そのうえ、水が硬水だからという理由?から化粧水やら乳液やら、はたまた洗顔まで日本のそれとは全く別の常識が存在しているらしい。

 

ベルリンに到着して以来、トロントって日本にいるのとほとんど変わらずに生活が出来ていたんだなあと痛感する毎日。とりあえず、早く自分の家と呼べる場所に身を落ち着けたいです。(いまだホステル暮らし。)

 

2017.04.12

生存報告:1日目(2016年4月7日)

無事トロントピアソン国際空港、そしてホストファミリー宅に到着することができましたが、それまで山あり谷あり、エージェントの方の大事な注意を完全に無視した結果いろんなトラブルが発生しました。

 

その①:中部国際空港発の飛行機が遅れる

エアカナダの成田→トロント直通便にしてくださいね〜とエージェントの方から連絡を頂いていたにも拘らず、安いので中国東方航空の中部国際→上海→トロントの片道航空券を購入。なんとかなるさと思い当日を迎えた結果、前日の飛行機が到着しなかった影響で中国東方航空は全体的に遅延しており、(乗り継ぎ間に合わない・・・)と途方に暮れていたところ、どうやら一本前の飛行機に乗せてくれるとのこと。けれどじわじわとその飛行機も出発が遅れ、つまりは乗り継ぎ便に確実に間に合わない時刻に上海へと到着しました。

 

その②:パスポートがない・・・?

上海に到着し、とりあえず次の飛行機を手配してもらうためにトランスファーカウンターへ。するともの凄い勢いで『Toront!』と叫ばれる・・・。(何・・・?)と思っていたらどうやらぎりぎりで乗せてくれるらしい。あまりに急かされるものだから、手荷物検査もドタバタで通過。(こんなんでいいのか・・・?)と思いながら、搭乗口のところへ向かう途中、ふとパスポートを返してもらっていないことに気がつく。おい、私手荷物検査のときに渡したパスポート返してもらってないぞと必死でアピールをするけれど「そんな馬鹿な、鞄の中にあるよ、俺返したもん。」という感じで私を急かすおじさん。けれど、絶対に返してもらってない・・・。諦めず猛アピールを続けた結果、「よしわかった、見てきてやるから絶対そこを動くなよ。」と言われ「Yes, Yes.」と言ったものの、(あれ?私ipodも返してもらってないぞ・・・?)となり、もうじっとしてはおれずに手荷物検査場へ向かおうとしたところ、おじさんが帰還。「私、ipodも置いてきちゃったヨ!」と言ってるのに、「大丈夫、心配するな。」とのこと。何が大丈夫なんじゃ!何も大丈夫じゃないわ!!と憤った末に、もうおじさんのポケットを勝手に確認する私・・・さすがのおじさんもわたしの慌てぶりに、ipodはここにあるから心配スンナ、俺を信じろ。べつにお前を騙したりしないさ!と言ってくれた・・・すまんおじさん。私が悪かった。ついでに、スルーチェックインの荷物も大丈夫だよね?と確認したら、「それも大丈夫、お前は何も心配するな。」とのこと。信じるよ、おじさん。結局その乗り継ぎ便は2時間遅れで出発しました・・・。(急いだ意味とは何だったのか・・・。)

 

その③:荷物届いてないヨ。

その後飛行機に乗り15時間くらい?無事トロントに到着。寒い・・・。とりあえずイミグレを通過するまでは安心できないのでさっさと済ませようと思っていたのに、まあ混んでること混んでること。でもイミグレのお兄さんは愛想の良い優しいお兄さんだったので良かった。ビザ発給してくれるお兄さんもオバマ大統領にちょっと似てて、怖いな〜と一方的に怯えていたけれどとっても親切でした。おかげさまで空港内でSINナンバー(住民票みたいなものらしい。)も発給することができたのでラッキーでした。しかし、その後預け荷物の回収に向かったところ、「届いてないね〜。」とのこと。(おい!おじさん大丈夫って言ったのに!!)と思いつつ、明日には届くはずだよ、ホームステイ先に届けるから大丈夫。と言われたのでとりあえず良しということにしました。そのとき対応してくれたおじさん(白髪の多いロバードダウニーJr.風をイメージしてください。)にナイスウィンクを頂戴し、おお、これがウィンク・・・!ごちそうさまです!と思いながら手荷物紛失届け的なものをまた別の場所へ提出しに向かうことに。そこに待ち受けていたお兄さん?(ジャーマンシェパードに似ている。強そう。怖い。)に色々質問され、言っていること半分も分からないし、なんか機嫌悪そうだし、怯えぎみで話をする私・・・しかし私があまりにふわふわしすぎてお兄さんもだんだんまあいいかという雰囲気に・・・眉間に皺の寄った強面お兄さんに優しくされた時のあの開放感、たまりませんな!と実感した瞬間でした。

 

その後はとりあえず空港へ迎えにきてくださったエージェントの方に挨拶し、到着が遅れたお詫びをしつつホームステイ先へ向かい夜20時半頃到着しました。(予定では空港に14時半には到着しているスケジュール。)夕飯にホストファーザー(名前:ケビン)お手製のメキシカン料理を頂き、就寝。ホストファミリーは夜の23時過ぎに宅配ピザを頼んで食べていました。(ケビンは「これが北米の文化だよ!」と言っていたけど、ホントに・・・?)